「hinata」という名前に込めた想い

洗剤の名前に「hinata(ひなた)」と名づけたのには、 ただ響きがやさしいからだけではありません。
それは、福岡・糸島の地に根づく「太陽」「再生」「女性性」といった古代からの記憶に深く結びついているのです。
この土地には、長い時を経て受け継がれてきた「ひかり」と「祈り」の文化があります。
その光が、日々の暮らしにもそっと差し込むように。
そんな願いをこめて、この名前を選びました。

1800年前に書かれた歴史書・魏志倭人伝には、邪馬台国の北の玄関口に「伊都国」が繁栄していたと記されています。

糸島の多くの場所で発見された遺跡の中で、日本最大級の銅鏡(八咫鏡/やたのかがみ)が発掘された平原遺跡は、古代日本の最も重要な場所だったとも言われています。

副葬品の多くが勾玉や管玉、耳飾りなどの装身具で、武器類が少ないため、この墓に埋葬された人物は女性(天照大御神?卑弥呼?)であると考えられています。

遺跡から東の方角。

毎秋、収穫の時期(10月20日頃)に太陽が昇る場所「日向峠(ひなたとうげ)」は、伊都国の繁栄の象徴でした。

生命の誕生と再生、五穀豊穣を願う聖地にちなんで「hinata」の名前を頂きました。